皆様こんにちは。心身統一合氣道会 大阪柏原教室 指導員の南 充浩です。
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
昨日、大阪 光心館道場での奉納演武が無事終わりました。今年で五年連続で参加させていただいているのですが、これが終わらないとお正月が終わった気がしません。ですので私の心の中でようやくお正月が終わった感じです。
また、今年は4月の心身統一合氣道の3段の審査を筆頭に、教室運営などで昨年出来なかったこと・やれなかったことに「挑戦」していきたいと思っております。身が引き締まる思いですが、大変楽しみでもあります。
色々なことに真摯に取り組んでまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
最後に私が大変尊敬しています、パナソニックの創設者であります、「松下幸之助氏」(明治27年〜平成元年)の作で、大好きな詩をご紹介します。
今現在、コロナ禍で世知辛い雰囲気が続いていますが、この詩を読むと心が温まる感じがします。
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「日本よい国」 松下幸之助
花が散って、若葉が萌えて、目のさめるような緑の山野に、目のさめるような青空がつづいている。身軽な装いに、薫風が心地よく吹きぬけ、かわいい子供の喜びの声の彼方に、鯉のぼりがハタハタと泳いでいる。
五月である。初夏である。そして、この季節にもまた、日本の自然のよさが生き生きと脈うっている。
春があって夏があって、秋があって冬があって、日本はよい国である。自然だけではない。風土だけではない。長い歴史に育まれた数多くの精神的遺産がある。その上に、天与のすぐれた国民的素質。勤勉にして誠実な国民性。
日本はよい国である。こんなよい国は、世界にもあまりない。だから、このよい国をさらによくして、みんなが仲よく、身も心もゆたかに暮らしたい。
よいものがあっても、そのよさを知らなければ、それは無きに等しい。
もう一度この国のよさを見直してみたい。そして、日本人としての誇りを、おたがいに持ち直してみたい。考え直してみたい。
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それでは、また。